一時帰国での体験入学の手続き方法!お土産は必要?

小学校 学校・教育

現地校は6月中旬~後半に終わるので、長い夏休み期間を利用して日本へ一時帰国する際、日本の学校へ体験入学させたい方も多いのではないでしょうか?

わが家も毎年帰国時は私の母校の小学校へ体験入学させていただいています。

体験入学をお考えの方へ、体験入学の手続き方法や体験入学させてもらったクラスメイトへのお土産や先生へのお礼が必要なのかどうか順番にご紹介していきます。

体験入学とは?

海外在住の日本人の子供が一時帰国の際に日本の学校に通うことを「体験入学」と言います。

体験入学には法的な制度がないので、市町村や学校ごとに受け入れ態勢や手続きが異なるのが実情です。

うちがいつも通わせてもらっている小学校も校長先生が変わると手続き方法が少しかわりました。

体験入学の手続き方法

先程も書いたように、体験入学の手続き方法に決まった方法がありませんので、私が実際に行った手続き方法をご紹介します。

①一時帰国で滞在する場所の小学校を調べる

➡うちは私の実家に滞在したため、私の通っていた小学校でした。学校がわからない場合は、区役所へ問い合わせると教えてもらえます。

 

②メールか電話で、学校へ体験入学の受け入れがあるか確認

➡問い合わせ時には、滞在予定の住所と学年・体験期間・日本語レベルを伝えましょう。

 

③体験入学に通う前月に、学校へ給食の申し込みをする

➡毎年母親に学校に手続きへ行ってもらっています。

 

これで私の体験入学の入学手続きは終わりです。

体験入学当日は私も学校へ一緒にいき、保険書類にサインしたり、担任の先生と学習状況などを少しお話しています。

 

どこの地域でも①②は同じ流れになり、③以降は学校からの指示に従い必要書類の提出などをしてください。

地域によっては、体験入学申請書を提出し、体験入学承認通知書の発行を学校へ提出する必要があるところもあるようですね。

手続きについては地域差がとても大きいですが、そう複雑ではありません。まずは学校へ連絡して、次のステップへの指示を仰ぎましょう。

体験入学に必要なものは?

体験入学に必要なものも学校により異なりますので事前に確認が必要です。

  • 教科書
  • ノート・筆記用具・お道具箱
  • 給食
  • 上履き
  • 水着
  • 体操服・帽子
  • ランドセル
  • ピアニカやたてぶえ

私は上記のものが必要か確認しました。

基本的に体験入学は短期間なので、上履きやランドセル、帽子・体操服などの学校指定のものがなくても代用品でOKでした。

教科書は貸していただいたりコピーしていただき、ノートは大学ノートを一冊持たせて、全ての教科のノートに使用。

文房具と色鉛筆やはさみ・のりなどは体験入学後も使えるので、一通り買いそろえて持たせました。

図工や音楽などの授業では、作品を作っていたり、音楽会の楽器の練習など息子が参加できないものもありましたが、先生が色々工夫してくださり一緒に過ごさせていただきました。

期末テストも本人の希望で受けさせてもらったり。結果はボロボロでしたが^^;

給食費は、体験入学最終日に給食は日数×1日分の給食費の金額を保険代と合わせて支払い、体験入学は無事終了です。

 

体験入学を楽しむために

最低限の日本語レベル

あまりにも授業についていけないと、子供が恥ずかしい・つまらないと感じてしまうかもしれないので、体験入学に向けて少しずつ準備しておくといいと思います。

小学1年生ならひらがなを書けるようにしておくとか。

でも海外に住んでいる子供は、日本に住んでいる子供に比べて日本語の語彙が少なかったり、漢字が書けなかったりするのは当然です。体験入学なので、そこはそんなに心配する必要はないと思います。

息子は日本の国語・算数は自宅学習レベル、理科・社会は全く勉強していませんが、授業を聞いているのが楽しかったと言っていました。

日本の学校システムを教えておく

日本の学校システムを伝えておきました。アメリカとは違い、授業中にトイレはいけない、給食は全部食べる、生徒が掃除をする、とかですね。

1年生から通わせる

小学1年生から毎年体験入学させてあげると、毎年夏に同じ友達に会えるので体験入学が抜群に楽しくなります。

体験入学が日本語学習のモチベーションになる

私が息子に体験入学させているのは、日本の小学校を体験したり、友達を作ったりして、日本語学習のモチベーションを維持のためが大きな目的です。

現地校に通い、現地校の宿題をした後に日本語の勉強をしなくてはいけないことに息子が反発することもありました。

「他の子はこんなに勉強していない」「なぜアメリカに住んでいるのに、日本語を勉強しなくてはいけないの」と。

息子の言うことはもっともで、日本語と英語両方学習するのはとても大変なことです。

でも息子は毎年日本の学校で友達と会えるのを楽しみにしているので、「みんなもこんな難しい漢字書いてるのかな?」と言いながら漢字や日本語学習をがんばっています。

体験入学で心配なこと

一人で通学すること

アメリカでは子供だけで外を歩けないため、どこへ行くのも親と一緒ですが、日本の小学校は1年生から子どもだけで通学しますよね。

私は実家から学校まで距離があることもあり、1年生の時の体験入学時は行き帰り付き添いました。2年生以降は、友達と一緒に行くことを条件に子供だけで行かせましたが、内心帰ってくるまでドキドキでしたね^^;

集団登下校を取り入れている学校なら心配はいらないでしょうが、一人で歩いて行く場合は、不安な場合は付き添ってあげるといいですね。

いじめられないか

ふとした時に英語が出てしまったり、ちょっと日本語が変だったりするとからかったりする子もいるかもしれません。

体験入学中は、お子さんの様子をよく観察してあげてくださいね。

体験入学にお土産・お礼は必要?

毎年夏に数週間だけ来る息子を優しく温かく受け入れてくれるクラスメートに、アメリカのお土産を渡しています。

お土産とは言っても、鉛筆やペンなど、食べ物やおもちゃではなく学校で使える物にしています。

先生と学校へのお礼は、公立小学校なので、品物はお渡ししていません。体験入学初日と最終日に学校へ伺い、息子と一緒に教頭先生や担任の先生にお礼を言っています。

一時帰国での体験入学まとめ

学校まで親なしで通い、給食の配膳や掃除を生徒自らが行ったり、アメリカでは体験できないことがたくさん経験できる体験入学。

わずか数日~数週間と短い期間ですが、友達を作って、一緒に学校から歩いて帰ってくる姿を見てちょっと感動したり。

親子ともに宝物になる貴重な体験になるので、機会があればぜひ体験入学させてあげてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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