アメリカの新学期が始まり、1か月が過ぎました。
息子二人とも順調に新クラスに馴染んで、新しい友達もできたようで、ホットしています。
昨日上の息子が友達からその子のお母さんの電話番号が書いた紙をもらい、「プレイデートしよう」と言われたそうです。
上の息子は大人しい性格なので、新しい友達ができるまで時間がかかるのですが、こんなに早く仲の良い友達ができるようになったんだ!と嬉しさと同時に驚きました。
息子ももう4年生。長男特有の甘えん坊ですが、この1年でぐっとしっかりしてきました。
お友達とプレイデートの約束をする
息子の努力を無駄にしないよう、早速お友達のママにメールしました。
お友達のママもすぐにOKの返事をくれ、来週うちでプレイデートすることに。
ただお友達のママからのメールには
[Only important thing is he has a serious peanut allergy] と書かれていました。
アメリカに来て驚いたことの一つに、ピーナッツアレルギーの人が多いことがあります。
今までも息子の友達にピーナッツアレルギーの子はいましたが、比較的軽いアレルギーだったので、「そんなに気にしなくていいよー。だいじょうぶー」みたいな感じでしたが、
今回は「serious」と書かれています。
つまり、場合によってはアナフィラキシーショックで危険な状態になる可能性があるのだと理解しました。
友達は自分のスナックを持ってくるようで、私も「十分気を付けます」と返信し、ひとまずプレイデートの約束はできました。
ピーナッツアレルギーで気を付けることは
ナッツアレルギーは恐ろしく、食べるだけでなく接触や吸入しただけで、じんましん、鼻炎、嘔吐、下痢、ぜんそく、意識喪失、呼吸器困難などの強いアナフィラキシー反応を接触後5~15分以内に起こします。
うちには食べ物アレルギーの人がいないので、今まで買い物をするときに、材料欄をあまり気にしたことがありませんでした。
そもそも子どもがナッツ系が好きではないので、普段そういうお菓子も買わないし、我が家にはナッツ関係の食べ物はありません。
でも一見ピーナッツと関係のないものだと思っても、アレルギーをおこす可能性があります。
気を付けること
ピーナッツとは全然関係ない商品だと思っていても、気を付ける必要があります。
・その製品にピーナッツ自体が入っていなくても、同じ製造ラインで落花生使用商品を製造している
・揚げ物などは、油にピーナッツオイルを使っている場合がある
・カレールゥにピーナッツバターを使っているものもある
・ナッツを食べた手で触れるだけで、アレルギー症状がでる
・ナッツの殻を触った手で触れるだけでも、アレルギー症状がでる
ナッツアレルギーについて詳しくしらなかったので、ナッツの殻に触れただけでもアレルギーを引き起こすことに驚きました。
2005年にはカナダで恋人の頬にキスをした女性がアナフィラキシーショックを起こし亡くなる事故がありました。彼女は重度のピーナッツアレルギーがあり、恋人はおやつにピーナッツバターのスナックを食べたそうです。
ピーナッツを食べて時間がたっていても、危ないんですね。
アレルギーを持つ人だけでなく、周りも気を付けなくてはいけませんね。
アメリカの学校はナッツ持ち込み禁止
アメリカの方はピーナッツをよく食べます。日本でいう大豆的な存在しょうか。
そしてピーナッツアレルギーを持つ人も多いです。息子のクラスにも毎年2~3人います。
学校からレターで”スナックはナッツフリーのもの”と口酸っぱく言われます。
子どもがよく持って行くスナックはCHEEZーITとチョコチップクッキー。
このチョコチップクッキーはナッツフリーです。
ランチは、アレルギーの子は専用のテーブルで食べるので、ナッツ類もオッケーです。(うちの学校の場合)
子供たちが大好きなPJ (peanut jam) sandwichも食べられます^^
まとめ
先進国の1~3%の子どもに症状が出ており、世界的に年々増加していて、アメリカにいたっては2010年から2015年の間にピーナッツアレルギーの有症率が3倍になっているそうです。
自分や家族がいつ発症してもおかしくなく、周りにアレルギーの方がたくさんいることを肝に銘じて、気を付けていきたいと改めて思いました。
来週のプレイデートの後に、気が付いたことをまた更新したいと思います。
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