ニューヨークの運転免許を一発合格するには?ペーパーでも大丈夫!!

運転免許 ニューヨーク生活

ニューヨーク州では、日本の運転免許証があってもペーパーテストとロードテストを受けなくてはいけません。

周りからさんざん「ロードテストは難しいよー」「2回落ちた」など聞いていましたが、私は運よく一発合格することができました。でも試験官によっては厳しい人もいて、落とされてしまう時もあるようですが、対策をしっかりしていれば合格できます。

ニューヨークに来たばかりで運転に自信が無い方、免許の取得方法が分からない方へ、少しでもお役に立てたらと思い、ニューヨーク運転免許について詳しく書いてみたいと思います。

ニューヨーク運転免許取得に必要な書類

ニューヨークで運転免許取得には

①筆記試験

②5時間講習を受講

③ロードテスト

3ステップが必要です。

まず一つ目の筆記試験を受けるためには、DMVの指定書類の中から自分が用意できるものを選んで、合計点数を7点にする必要があります。詳しくはDMVのホームページで確認してくださいね。

  • パスポート(有効なビザとI-94付き)
  • ソーシャルセキュリティーカード
  • 公共料金の請求書(奥さんの場合、奥さん自身の名前が記載されている必要があります)※住所確認で公共料金の請求書が必要になることが多いので、公共料金の登録は夫婦連名にしておきましょう
  • アメリカ発行のクレジットカード(またはアメリカの銀行のATMカード)

私はこの組み合わせを準備しました。

ただ友人の中に、上記の組み合わせを提出したのに、「点数が足りない!」と言われて、後日追加の書類も持参したという人がいました。

DMVは担当する人によって言うことが違ったりすることもあるので、念のため準備できる書類は全部持って行った方が安心かもしれません。

書類が準備できたら、申請書DMVのホームページからダウンロードできます)と申請料80ドルを持って、最寄りのDMVへ筆記試験を受けに行きます。

予約は不要ですが、DMVは日によって混雑しているので、申請と筆記試験でだいたい1時間半くらいは見ておいた方が良いかもしれません。

申請書はDMVにもありますが、記入内容に不備があると受付してもらえないので、あらかじめ自宅で記入しておくことをおすすめします。

ニューヨーク運転免許の筆記試験

DMVにて書類のチェックが終わったら、そのまま筆記試験を受けます。

筆記試験と言っていますが、実際はパソコンでやるんですけどね。

指定されたパソコンで、問題を20問解くと、最後のページに結果がすぐに表示されます!

筆記試験に合格したら、窓口で視力検査と免許用の写真を撮影し、申請料の80ドルを支払えば手続き終了。

その場で仮の仮免許がもらえ、数週間で仮免許が郵送で届きますよ。

5時間講習

仮免許が届いたら、DMV認定の自動車学校で5時間講習の受講が義務付けられています。路上教習は、5時間講習の証明書がないと受けられないので、仮免許が届いたらすぐに予約しましょう。

私はマンハッタンでやっているフジドライビングスクールで受講しました。5時間講習では、たぶんアメリカの交通ルールなどのお話を聞いたのでしょうが、正直内容は全然覚えていません(汗)

ロードテストを受ける

5時間講習が終わったら、いよいよ最後の難関・ロードテストです。

まずDMVでロードテストの予約をします。

私はフジドライビングスクールで運転練習コースを受講したので、ロードテストの予約もフジドライビングスクールにしてもらいました。(運転練習については後ほど記述します)

噂では個人で予約より、自動車学校を通して予約した方が早く試験が受けられるそうです。本当かはわかりませんが。。。

さらにロードテストを受けるには、受験者が車を用意する必要があります。

免許がないのに車がある訳ないだろ!って感じですよね。

一般的には、家族や友人の車を使ったり、レンタカー、そして自動車学校の車を利用することが多いようです。

詳しいロートテスト対策は後述するとして、まずロードテストの流れをご紹介しますね。

ニューヨークのロードテストは?

ロードテスト当日、予約した時間に試験会場へ車で行き、自分の番が来るまで車で待機します。

試験官が自分の車へやってきたら、いよいよ試験開始です!

試験官の指示にしたがって進み、プルオーバー(縁石に寄せて停車する)やパラレルパーキング(縦列駐車)をしていきます。

英語の指示が聞き取りにくくて、焦るかもしれませんが、とにかく落ち着いて運転しましょう。私はあまりにも焦っていたのか、試験官から「落ち着いて!」と苦笑いで何度か言われてしまいました^^;

ロードテストが終わったら、その場で試験官から合否を言い渡されます。

無事合格したら、ドライビングライセンスが数週間で郵送されてきます!

 

これがニューヨークの運転免許取得の流れです。

では、次に一発で合格するための対策をご紹介していきます!

ニューヨークの運転免許の筆記試験対策

筆記試験は日本語か英語で受けることができますが、日本語翻訳に少し不自然なところがあり、意味を勘違いし回答を間違ってしまうこともあるので、英語で受けることをお勧めします。

英語に自信が無い方でも大丈夫です!そんなに難しい英語は必要ありません。

日系の教習所「フジドライビングスクール」のホームページから和訳付の筆記問題をダウンロードできるので、日本語訳と見比べながら英語の交通・運転用語を覚えることができますよ。

フジドライビングの問題集をやっておけば、筆記テストに合格できると思いますが、もっと問題を解きたいておきたいという方は、DMVの問題をやっておくと完璧かもしれません。

筆記試験は20問中16問以上正解すれば合格です。いじわるなひっかけ問題はなく、ちゃんと勉強していれば合格できるのでがんばりましょう!

ニューヨークの運転免許のロードテスト対策

先程も記述したように、ロードテストには車が必要なので、運転に自信のある方でも自動車学校の「路上テストプラン」を利用するのがおすすめです。

各自動車学校の「路上テストプラン」には、車のレンタル代+テスト前の練習とテスト会場への引率が含まれていて、少し値段はかかりますが、路上テストのポイントやミスしやすい所を教えてもらえるので合格の確立がグッと上がります。

日本でいくら車を運転していても、左ハンドルの運転に慣れていないと簡単なところでミスをしてしまう可能性もありますからね。

実際、うちの主人は「余裕で一発合格する!」と言っておきながら、左折時に入った車線が間違ったとかで不合格になってました・・^^;

運転に自信のない方は、路上テストの前に自動車学校のレッスンを受講しましょう!ペーパードライバーの私は4回レッスンを受けて、苦手だった運転の恐怖心がなくなりました。

主人に教えてもらっても良かったのですが、「あぶない!」とか「もっとハンドルを切って」とか言われると、ケンカになるじゃないですか(笑)その点、自動車学校の先生だと丁寧だし、テストでチェックされるポイントも教えてもらうことができます。

ロードテストで注意するポイント

  • 一時停止サインは、線の手前と少し進んだ交差点手前で2回停止し確認する
  • All Stopサインがある交差点は、自分の番が来たら躊躇せずに進むこと(同じくらいに到着したから、相手に先に行かせてあげようとか思っていると、優先権を理解していないとみなされます)
  • スクールゾーンに入る前に、スクールゾーンの速度を落とす
  • スクールバスがレッドライトとストップサインを出している場合は、反対車線でも停車する
  • 右左折時に歩行者がいた場合は歩行者の横断を待つこと(絶対歩行者優先!
  • Pull overの次は3ポイントターンの指示がくる
  • 左右確認、後方確認は、ミラーだけでなく、首や体を動かして確認する
  • パラレルパーキング(縦列駐車)であまり時間をかけすぎない

ホワイトプレインズの試験会場にはスクールゾーンがあるので、速度とスクールバスが停車している時は注意してくださいね。

試験中は法定速度を超えないこと。試験官が「右折」と言ったら、すぐにウィンカーを出すこと。雨の日はライト点灯も忘れずに。

基本的に日本で運転免許を持っている方にとって難しい試験ではありませんが、なんせ英語の指示だし、威圧感ある感じの試験官なのでガチガチになっちゃうんですよね。

ホワイトプレインズで路上テストを受ける方はこのユーチューブを見ておくと、イメージトレーニングができますよ!↓

ニューヨークの運転免許を一発合格!まとめ

ロードテストのないニュージャージーや他の州に比べて、ニューヨークでの免許取得は難しいようです。

日本とアメリカではハンドルも走行車線も左右反対ですし、交通ルールが異なる部分もあります。

「日本で免許を持っているから大丈夫」と甘くみずに、しっかり対策をしておきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。
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